韓国版土用の丑の日、伏日（ポンナル）にサムゲタンを食べてみた！

最近、本当に暑い日が続いていますが、夏バテなどして体調崩してないでしょうか？

私は夏が苦手で、夏バテになる方なので、食べ物には気を付けています。

日本にも土用の丑の日に滋養強壮効果あるウナギを食べるように韓国にも暑気払いのためにサムゲタンを食べる日があります。

韓国版「土用の丑の日」とは？

韓国には「伏日（ポンナル）」という日があり、その日は日本でいう「土用の丑の日」です。

暑気払いのためにサムゲタンなどの滋養食を食べる日として知られています。

韓国の伏日は７～８月の間に３日あり、日にちは毎年異なります。

今年２０２２年は７月１６日（土）、７月２６日（火）、8月１５日（月）になります。

今年の日本の土用の丑の日は７月２３日（土）でしたので、日本の日付とは同じではないみたいです。

ちなみに伏日は初伏（チョボッ）、中伏（チュンボッ）、末伏（マルボッ）と言われ、３日の伏日を合わせて三伏（サムボッ）と呼びます。

伏日の定番食べ物「サムゲタン」

「参鶏湯（サムゲタン）」は韓国料理の中でも滋養強壮に優れていることで有名です。

なので、夏バテにももちろん効果バツグンです。

暑い時期に熱い物を食べることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、

韓国には「熱」を以（もっ）て「暑」を制す！という意味の「以熱治熱（イヨルチヨル）」という言葉あり、町では本当に夏に韓国人が鍋料理を食べている姿を見かけます。

韓国では暑い季節に熱いものを食べて、たくさん汗をかき、暑さに打ち勝とうという文化が浸透しているようです。

サムゲタンも熱い汁料理になります。

小さめの鶏丸々１匹の内臓を取り除き、その中にもち米・ナツメ・高麗人参を詰め、長時間煮込んだ料理です。たまに栗が入っていることもあります。

あっさりとした薄味で提供され、塩コショウで自分で味付けしたり、キムチと一緒に食べます。

あっさりとしていて日本人にも人気の料理の１つです。

お店鶏１匹食べきれるかなって思われるかもしれませんが、半分で出してくれるお店もありますし、案外ペロッと食べられたりします。

コリアンタウンに「サムゲタン」を買いに行ってきた！

せっかくなので、大阪のコリアンタウンに久しぶりに行って来ました！

新しいお店がたくさんできていました。

今回は仕事帰りに行ったので、ほとんどのお店が閉まりかけで、みんな帰路についているところでした。私だけが逆走している感じｗｗ

私のお目当てのお店はコリアンタウンの一番奥にあり、到着した時にはもうほとんど片付けも終わって閉まりかけ。（１７時５７分くらい）

キムチとサムゲタンのお店、成田商店さんです。

でも、なんとかサムゲタン１つ購入できました。

お店の人に「キムチはいける？」って聞かれたんだけど、買いたくてもこのサムゲタンめっちゃ大きくて重いから、キムチは持って帰られないと思って、断念しました。

でも、サムゲタンにキムチは必須なので、もし家に買い置きがない場合は一緒に買われるのもおすすめです。

私の前にいたお客さんはキムチだけを買いに来てました。

サムゲタン実食

ちなみに私は１回の食事で全部食べ切れなくて、翌日のお昼にも食べました。

それくらいこのお店のサムゲタン大きいので、本当におすすめです。

韓国版土用の丑の日「伏日」サムゲタンについてまとめ

暑い季節を乗り切るためにも、伏日じゃなくてもサムゲタンはおすすめです。

体のために、体にいいものを食べたいな～って思っている人はぜひお試しください。

暑い季節に熱いものを食べる文化がない日本人ですが、クーラーが効いた涼しい部屋で食べれば、問題なし！！

体にいい物がたくさん入ったサムゲタンぜひ食べてみてください。

もし、伏日に合わせるなら、次は８月１５日ですね。

ちなみにサムゲタンはレトルトでもたくさん販売されているのですが、パウチに入っているものは真空処理されていて骨までボロッと崩れることがあり、また少し臭み？というか独特の後味もあるので、私は苦手です。

なので、初めてサムゲタンを食べる人はぜひ直接お店で買われることをおすすめします。

それでは今回はこの辺で。